「特別区について理解を深め、働くイメージを持つことができた喜治塾の講座」H・Cさん(2級職)の体験談

①去年の合格体験記を読んで実践したのですが、NHKの『クローズアップ現代』を録画(月~木曜日)して見ました。旬のニュースを分かりやすく解説してくれるので時事問題対策におすすめです。論文のネタには金曜日の『特報首都圏』もいいかもしれません。勉強にちょっと疲れてTVを見たい時は録画したこれらを見ていました。新聞もかなり頑張って読みました。例えば、本試験では金環日食について5肢の中から2肢選ぶというかなり深い理解が求められます。
②課題式論文は、Ⅰ類と経験者採用の過去問から課題を選び、塾での演習含め13本程書いてみました。択一の勉強と違ってかなり頭を使い大変ですが、自分で書くことで行政への理解が深まります。時間を計ってまずは自力で書いてみて、その後『特別区職員ハンドブック』を見ながら書き直したり、先生に添削してもらったりしました。塾で推薦された『特別区職員ハンドブック』を読むことをオススメしますが、ただ読むだけではなかなか頭に入ってこないので、論文対策で使うといいと思います。また、課題式論文の中でも、2題の内1題は行政学的なテーマなので、それを書けるようにしておくと本番楽だと思います。過去問を参考に何本か書いてみると分かると思いますが、行政学的なテーマは、問題文は違っても結構毎年似たり寄ったりな内容で書けます。もう1題はヤマが当たらないとキツイので、行政学的なテーマで書けるようにしておくと安心です。
③教養試験については、セオリー通り判断・数的推理にかなり時間を割きました。が、それらは本試験では4題中1題しか解けず(その1題は塾で習ったものでした!)、時事問題と選択問題に救われました。選択問題は過去問でかなり似た問題がありました。経験者採用の過去問は、HPで公開されていて、区役所に行けば文章理解と解答もコピーできます。過去問は解いておくといいと思います。
④当たり前ですが、何よりも現在の仕事に責任を持って真面目に取り組むことです。面接対策では想定問答を作りましたが、本番はコミュニケーションなので全てがその通りにはいきません。でも、一生懸命仕事をしてきたという自信があれば、自分を良く見せようと飾ったりしなくても話すネタは沢山ありますし、緊張した中でもありのままの自分を出しても大丈夫です。面接対策をしていてつくづく思ったのは、「真面目に仕事してきて良かった」ということでした。
<喜治塾の講座について>
受験しようと思い立って不安な気持ちで初めて問合せした時から事務の方にもとても細やかな配慮をしていただき、ここでお世話になろうと決め、それは間違っていませんでした。講義の中で、特別区で実際に働いていた塾長や飯塚先生の話を色々聞くことができ、特別区について理解を深めたり、働くイメージを持つことができて良かったです。また、塾卒業生の現役の特別区職員の方と話す機会があり、勉強の仕方や仕事について直接聞くことができ、大変参考になり、受験へのモチベーションも上がりました。
塾長の模擬面接は厳しいと前評判でしたが、「普通。つまんない。全然売れる営業マンに見えないよ。もっと気が利いて出来る人だと自分を売り込まなきゃ」「顔が死んでるよ」等ビシッと言ってもらえて本当に良かったです。ショックも受けましたが、モチベーションが上がってその後の対策にも気合が入り、本番の面接官は全く怖くなかったです。
公務員試験は長丁場なので、道標となる塾にお世話になりモチベーションを保つことができました。少人数制なので先生方や事務の方にも覚えていただき、細やかな配慮をいただき心強かったです。