ジャニー喜多川さんお別れの会

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7月9日にくも膜下出血のため87歳で死去した、芸能事務所「ジャニーズ事務所」の創業者で社長のジャニー喜多川さんのお別れの会が4日行われた。

アリーナに設置された祭壇の脇には、ジャニーさんが生前に愛用していた野球帽やジャケットが飾られ、会が始まる前、左右のモニターにはジャニーズからレコード・CDデビューしたすべてのタレントのジャケット写真が映し出されたそうだ。

午前中の関係者の部にはジャニーズ所属のタレントたちのほとんどが参列。ジャニーズのコンサートのように、お別れの会が開始とともに会場に銀テープが舞うと、拍手が起こった。事務所を代表して、タレントの近藤真彦さんがあいさつにたち、「ジャニーさんは野球が大好きだった。ジャニーさんらしく、SHOW MUST GO ON。笑顔で見送ってほしい」と語った。
さらに「ジャニーさんはわが国を代表するプロデューサーだったこの時代にジャニーさんを失ったことは残念でならない」という安倍晋三首相の弔電を代読した。
黒柳徹子さんはじめ、縁のあった芸能関係者たちが献花して別れを告げたそうだ。

午後2時からは一般の人の部が始まった。参列者のほとんどは喪服姿の女性たちで、東京ドームの周りは黒色で埋め尽くされ、入場を待つ人々の列が何重にもできた。
東京ドームで芸能関係者のお別れの会や法要が行われること自体異例だが、これほど多くの女性たちがドームに集結したことはかつてなかったそうだ。