都内の飲食店 全面禁煙

今日のニュースから

東京都が独自に制定した受動喫煙防止条例が1日に一部施行されたことがわかった。
飲食店は「全面禁煙」「喫煙室あり」などと、たばこへの対応を店頭で示すことが、まずは義務化された。

来春には改正健康増進法とともに全面施行され、多くの飲食店で喫煙ルールが強化される予定だそうだ。だが客離れへの懸念などから、全面施行時の対応を決めあぐねている店も少なくない。

たばこの煙による健康被害を防ごうと、東京都と国は昨年、相次いで制度を定めたそうだ。
来年4月からは改正健康増進法により、原則として客席面積100平方メートル、資本金5千万円を超える飲食店は、禁煙にするか煙が漏れない喫煙室を設けるか、いずれかの対応が必要だという。

さらに都内では条例により、従業員がいれば広さや規模に関係なく、同様の対応が求められる。その約半年前のタイミングで、都は店頭表示について先行して義務化したそうだ。