長崎原爆

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長崎は9日、74回目の原爆の日を迎える。
2日には東西冷戦終結の象徴となった米ロの中距離核戦力全廃条約が失効したばかり。
核軍拡の懸念が強まるなか、長崎市の田上富久市長は日本政府に核兵器禁止条約への署名、批准を求めるそうだ。

長崎市の平和公園で開かれる平和祈念式典には安倍晋三首相のほか、米国やロシアなど核保有国6カ国を含む66カ国の大使らが参列する予定。
原爆投下時刻の午前11時2分に黙祷を捧げ、犠牲者を悼む。

式典では、7月31日までの1年間に死亡が確認された3402人の名前が新たに加わった原爆死没者名簿が奉安される。名前が記された死没者数は18万2601人になったそうだ。

8日夜には平和公園で、約3千本のキャンドルに明かりがともされ、訪れた人たちが祈りを捧げた。