ひとりの政治家の感情

戦争を回避する最後のチャンスはいつだったか。平和を維持しようという願いや決意が戦争容認に変わるのはいつなのか。その要因はなんなのか。これは過去を検証する学者にとっては事実や論理の問題だが、現実に直面する政治家にとっては感情や直感の問題だ――。(湾岸戦争やソ連崩壊など激動渦巻く時代に任にあったベーカー元米国務長官の回想録の一節)
そう、現実に直面する政治家にとっては感情や直感の問題なのでしょう。
感情をコントロールでき、今がその時かどうかの直感の優れた政治家を持たないといけないということですね。
さらに言えば、私たちとすれば感情をコントロールできる政治家を選ばなければならない。
一人の政治家の「感情」で何万人、何百万人の命が犠牲になる可能性がある。