空き家対策 文京区

放置された空き家。庭の草などの手入れもされず、荒れ放題で、子供たちが遊び場にしていたり、浮浪者が入り込んだり、火災や倒壊の危険など住民には評判が悪く、各自治体とも対策を検討している。
東京・文京区が実施している政策を紹介しよう。
倒壊などの危険性がある空き家について、区が200万円を上限に解体費を土地・建物の所有者に助成する。跡地は駐輪場や広場にすることを目的に、10年間借り受ける仕組みで、その間の土地にかかる固定資産税は全額免除となる。
空き家からの不安除去に加え、地域のみなさんのために有効活用できる。所有者もどうせ持て余しているのだから、解体費用が助成され、固定資産税が免除されるのであればありがたい話のはずだ。
どちらにもいい話だから政策が進む。成果を期待しよう。