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2年目こそ絶対に受かりたい!
1年目の反省点を分析し、勉強法を確立
「なぜそれを選んだのか、問題の肢を一つひとつ検討」
裁判所事務官II種・国家II種合格 N.Mさん(2002.10月生)
■再挑戦
私は教育学部でしたが、大学で様々な授業を受けるうちに、法律と深く関わる仕事がしてみたいと考えるようになり、裁判所事務官を目指すことにしました。
大学3年の終わり頃から通信教育で公務員試験の勉強を始めましたが、1年目は力及ばず不合格でした。2年目こそ絶対に受かりたいと考えた私は、自分の勉強のペースを確立できていなかったこと、教養科目の勉強が足りなかったこと、問題の疑問点をすぐに解消していなかったことなどを反省し、これらの反省点に基づいて塾選びを行い、喜治塾に通うことに決めました。
■勉強方法
はっきりすることが多かったです。特に法律系の科目はプリントを読むだけでは自分がその内容を理解できているのか分かりにくかったので、問題を解くことはよい復習になりました。
教養論文は、国語道場で学んだことがとても役に立ちました。毎回何を書けばいいのかわからないと思いつつ、何とか解答用紙の空白を埋める……といった感じでしたが、それでも何回か書いたという事実によって、本番で気持ちに余裕を持つことができました。また、自分が教養論文においてやりがちなミス(書いているうちに何を書きたかったのかわからなくなってくる、時間内に書き上げられない……etc)にも気付かされました。
専門論文(憲法)は、配られたプリントを繰り返しノートに書き写し、キーワードとなる言葉を覚えるようにしました。このプリントはとてもよくまとめられていたので、論文試験まであまり時間がなかった私にとってありがたいものでした。
今あらためて試験勉強期間中のことを振り返ると、私は気分の波がよくある方だったので、全くやる気がなくなって何もせずにぼぅ〜と1日を無駄にすることも結構ありました。そして、危機感を感じるのが遅く、試験の直前になって慌てたことが多かったです。このようなのんびり屋の私でも合格できたのは、ひとえに先生方の的確な授業のおかげだと思います。一次試験のみならず、裁判所事務官の二次試験(論文試験)の直前や口述試験の直前になって突然相談に訪れた時も、先生方は親身になってアドバイスをくださりました。
■さいごに
最後に、これから受験される方へ。試験勉強中は自分の勉強のペースをなかなか確立できなかったり、一般知能の問題が急に解けなくなったり、同じ問題を何度も間違えたりして、うんざりすることもあると思います。私はそうでしたし、本番の試験でも正直言って十分に準備できているとは言えない状態でした。 それでも最後までねばって問題に取り組んだ結果、裁判所事務官と国家II種、両方とも運良く合格することができました。ですから、これから受験される方も、途中でつまずいても、どうか最後まであきらめずに頑張ってください。