合格体験談【2006年度 NO31】
  ●特別区最終合格                                 
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    恵泉女学園人文学部国際社旗文化学科卒業              合格保証     I・Nさん      

 <はじめに>

同じ塾の人は一年で合格していくのに、私は、恥ずかしながら、何度も特別区の一次試験に不合格となり、今回やっと合格しました。

私の経験から、特別区の試験は、年齢も、大学名も、職歴も合否に関係ありません。私は、年齢もぎりぎりでしたし、職歴もありませんでした。私は、昨年(2005年)の今頃、年齢の事等で不安だらけでしたが、喜治先生や、五十嵐先生や、受付の方々に相談し、落ちたときのリスクを覚悟し、受験することを決めました。

<特別区の勉強方法>

1)択一

@択一の勉強方法は、やはり、レジュメと問題集と六法をひたすら何度も何度も繰り返す事が大切です。

Aそれから、勉強を始めるにあたって、自分の学力を知ることが大切なことです。学力のレベルによって、合格に必要な勉強時間や、重点科目も異なるからです。それゆえ、学力を知るために、当たり前の事ですが、実際の特別区の過去問を制限時間内に解くと良いです。

教養試験は、高校レベルの問題なので、今すぐ実際の過去問を解くと良いと思います。そして、改善点のある人はそこを克服する勉強をしていくと良いと思います。私は、初め三割しか点がとれなかったので、すぐに点が上がると思った文章(日本語と英語)・資料・人文や自然科学等の知識系を自分の改善点と決めて、ひたすら暗記し勉強しました。苦手だった資料解釈は、喜治先生につきっきりで教えて頂き、好きな科目になりました。本当に感謝しています。

専門試験は、高校レベルではないので、「ある程度」の勉強が終わってから、実際の特別区の過去問を解くと良いと思います。この、「ある程度」の期間は、繰り返し、六法を読みレジュメを覚え問題集を解くと良いです。そして、教養と同じですが、改善点があった方はその克服方法を考え勉強していくと良いです。私は、初め7割しかとれませんでした。しかし、レジュメや問題集や六法の暗記が足りていない事が点数を下げている事に気づき、隅々まで覚えるようにして、9割とれるようになりました。

2)専門記述

専門記述も重要な科目です。声を出して答案を読んだり、書くと時間がかかるので声に出して答案構成をしていました。覚えるのが大変なので、レジュメをもらった時から暗記を始めた方が良いです。

3)論文!

特別区の試験は、いくら択一が良くても、論文が書けないと合格することはできません。私は論文で不合格になった経験があります。本当に重要な科目なので、小さな不安でも五十嵐先生に相談して解決すると良いと思います。私がした勉強は、

@論文道場や論文ゼミに出席し、五十嵐先生に何度も何度も添削して頂きました。

A論文の添削は、昨年合格した友達や塾の友達にも見て頂きました。

B優秀答案を何度も書き写し、論文の構成を研究しました。

C論文の内容は、誰でも書きそうな事、よく言われている事、行政の広報、優秀答案の内容も参考にして書きました。

D天声人語を書き写し、文章のつなげ方を研究しました。

それから、道場やゼミではとりあげない課題も、過去特別区で出題されているものは、答案構成だけでもしておくと良いです。書いたことのない題が本番で出されると、うまく書く事が出来ない可能性があるからです。

<最後に>

精神面の話ですが、塾で同じ状況にある友達を作り、励ましあいながら本番を迎えると良いと思います。私は、昨年、塾に友達があまりいませんでしたが、今年は友達が多くでき、昨年に比べると精神的に本当に本当に安定していました!

喜治塾の先生や受付の方は、生徒一人ひとりに丁寧に指導して下さるので、感謝の気持ちでいっぱいです!是非、喜治塾で合格を果たして下さい!

特別区の合格に必要なのは、前向きな熱意と弱点を克服する勉強です。その際、択一と専門記述と論文、どれも合格レベルをとれるよう勉強を進めて下さい。どれか一つで不合格になるのは、とても辛い事です。

私は、喜治塾の先生や受付の方、多くの友人、親等にたすけられて今日があります。感謝の気持ちをしるし、筆を置きたいと思います。

ほんとうに、心から、ありがとうございました!