喜治塾通信(2006年9月30日アップ)
 合格体験談【2006年度 NO17】
  ●特別区 川崎市 国家U種 最終合格
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   青山学院大学文学部フランス文学科卒業                      06目標10B月生 N・Mさん

■公務員をめざした理由

私は3年半、民間の会社で働いていました。自分の将来を考えた時に、女性にとって仕事を続けていきやすい環境や、多くの人々の生活を支えるやりがいある仕事に魅力を感じ、志望しました。また、希望する地方公務員の受験年齢が今年でギリギリだったので、思い切って仕事を辞め、決断しました。

■喜治塾を選んだ理由

知り合いが以前喜治塾に通っており、その勧めもあって話を聞きに行きました。その際塾長が親身になって相談に乗ってくれたこと、雰囲気がアットホームであったこと、少人数の教室なので、緊張感を持って授業に臨めることに魅力を感じ、喜治塾に決めました。実際、今思っても、この3つが喜治塾の一番良い所だと思います。

■勉強方法について

〈教養科目〉

基本的に塾で配られたプリントしかやりませんでした。範囲がとても広く、一から勉強していくには莫大な時間がかかるので、ある程度分野を絞って取り組みました。私は数学が苦手だったので、歴史などの人文科目に力を入れました。本番では、専門科目で点を稼ごうと思っていたので、6割取ることを目標にしていました。

〈専門科目〉

文学部出身の私にとって、ほとんどがゼロからのスタートでした。授業がある時期は、復習するので精一杯で、3月、4月頃から、法律系科目は問題集もまわすようにしました。とにかく、繰り返しレジュメを見ることが一番大切だと思います。

経済系科目は、私は特に苦手でした。授業のプリントだけは克服しようと思い、繰り返し解いたり、分からないことはそのままにせず、必ず質問をして解決していくことを続けていたら、少しずつ理解することができました。本番の試験では、得点源になる科目だと思うので、私のように苦手意識のある人も、諦めずに取り組み続けてみてください。

〈教養論文〉

勉強を始めた頃は、小論文の書き方すら分からず、一度も改行せずに論文を提出したくらいでした。このままではいけないと思い、五十嵐先生の「論文ゼミ」に参加し、少しずつコツをつかんでいきました。私は知識がなかったので、新聞を読み、自分が思ったことや考えたことをまとめるように心掛けていました。

〈面接対策〉

私は、すぐに緊張して、頭が真っ白になってしまうので、試験の前には必ず模擬面接を受けるようにしました。的確なアドバイスも頂けますし、自分では気付かない癖や話し方に至るまで、細かく指導して下さいます。それによって、自信を持つことができました。相手の目を見てハキハキと自分の考えを話すことができれば、面接は大丈夫だと思います。

■最後に

公務員試験は、結局は、自分との戦いです。モチベーションが下がって立ち向かえなくなりそうな時、奮い立たせてくれるのが喜治塾の先生方やスタッフの方、友人達です。自分がどんな状況だと一番力を発揮できるかをよく考えてみてください。公務員試験は私が思っていた以上に長い試験でした。最後までやり遂げられたのは、喜治塾のおかげであるといっても過言ではありません。皆さんも自分を信じて頑張ってください。