喜治塾通信(2006年8月30日アップ) |
合格体験談【2006年度 NO9】 ●熊本県庁・特別区最終合格 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 御茶ノ水大学 生活科学部 人間生活学科 2007年3月卒業見込み 06目標 2月生 T・Cさん |
■公務員をめざした理由
私は、大学で子どもの育ちに関わる勉強を続ける中で、子どもが育つ地域社会というものが重要だと感じました。そのため、住民と関わりながら子ども達の育つ地域社会を築いていくことのできる公務員の仕事を目指しました。
■喜治塾を選んだ理由
私は、公務員試験の勉強を始めるにあたって、今までやったこともない分野の勉強に大きな不安を抱えていました。また、卒論と並行して勉強を進めなければならないというプレッシャーもありました。そのため、勉強にくじけそうになった時に支えてもらえるかどうか、安心して勉強にのぞめるかどうかが塾を決める上での大きなポイントでした。喜治塾で始めて授業を受けたときに、その前にガイダンスに参加していた私の名前を事務局の方がすでに覚えていて下さり、ここなら塾生一人ひとりを大切にしてくれそうだと確信しました。
■勉強法
〈択一対策〉
私は、公務員試験のほとんどの教科がはじめて学ぶものばかりだったこともあり、塾で配布されるテキストをこなすだけで精一杯でした。下手にいろいろな参考書に手を出すよりも、喜治塾の先生方の知識と経験が詰まった手作りのテキストを信じる方がいいと考えました。試験までにはテキストは自分なりの書き込みでいっぱいになり、試験前の不安なときでもテキストをめくっていれば落ち着くことができるようになりました。
テキストの他には、適宜、過去問集なども用いましたが、いずれも先生のお勧めのものであったり、先生に相談して購入を決めたものばかりです。基本的には塾のテキストを大切にし、自分の弱点を補うために、市販の過去問集などを取り入れるようにしていました。
〈論文対策〉
喜治塾で行われる論文道場と時事道場には欠かさず出席していました。それまでも大学でレポートは書いていましたが、相手に伝わる文章を限られた文字数の中で書くということは想像以上に難しいものです。しかし、五十嵐先生の添削を受け、少しずつ自分なりの書き方というものを確立していくことで、最後には文章を書く楽しさを感じ、自信をもって試験にのぞむことができました。
また、論文を書くにあたっては時事の知識や教養が必要だと思います。喜治塾では、時事道場だけでなく、いろいろな授業をとおして幅広い教養、そして物事を見る視点を教えていただきました。時事や教養というと堅苦しい感じがしますが、社会で起きていることに対する自分なりの考えをもつことで、自分とは関係ないと感じていた社会の出来事が身近に感じられたり、自分の世界がどんどん広がっていくような気がして、段々おもしろくなっていくから不思議です。公務員という仕事に就くにあたって必要な、社会に対する興味や社会を見る視点というものを培う上で、とても大きな経験だったと思います。
〈面接対策〉
私は、面接に対して強い苦手意識がありました。そのため、喜治塾の面接対策講義でアドバイスをもらったとおりに、自己分析ノートを作り、徹底的に自分を見つめるという作業を行いました。私は特別区と県庁で面接を受けましたが、それぞれ1冊ずつノートをつくり自分について書き込みました。
また、計3回模擬面接を受けました。模擬面接を受けたことで自分の中での面接に対する恐怖感が少なくなったと思います。また、長い間私を見てきて下さった先生方にアドバイスをもらうことで、それまで見えていなかった自分の新たな一面にも気付くことができました。
面接試験本番はもちろん口から心臓が出そうなくらいに緊張しましたが、模擬面接で聞かれた質問と同じことを聞かれるような場面もあり、何とか乗り切ることができました。塾長がおっしゃっていたように面接官は私たち受験生の話を聞こう聞こうとして下さっていると感じました。面接だからといって怖がるのではなく、相手と会話をすればいいんだというゆったりとした気持ちでのぞむことが大切だと思いました。
■最後に思うこと
公務員受験をするにあたっては、自分なりのペースを崩すことなく、勉強を続ける気力と努力が必要だと思います。努力は自分でするしかありませんが、気力は周りの支えによって充実させることができるものではないでしょうか。喜治塾には、支えてくれる先生方と仲間がたくさんいます。公務員受験を前に不安を抱えている方は、喜治塾にぜひ一度足を運んでみてください。