喜治塾通信(2006年8月23日アップ)
 合格体験談【2006年度 NO8】
  ●都庁T類 新潟県最終合格
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   早稲田大学教育学部                                06目標 10月生  Y・Tさん    

■公務員をめざした理由

 私の父も公務員として、農地改良や用水路整備に携わっていました。いつも「少しでも農作業を楽にしたい」と話し、家に帰っても図面や技術書を開いていた父のように、私も他の人々の喜びを少しでも手助けしたいと思い、公務員を目指しました。

■喜治塾を選んだ理由

 多くある予備校の中から、喜治塾を選んだ理由は三つです。

 @塾の雰囲気が良かったこと

 A 受講料が、他の予備校に比べて安価であったこと

 B 自宅から近かったこと

 私は、塾の雰囲気を重視しました。喜治塾には、他の予備校には無い、落ち着きとアットホームさがありました。先生方や事務局の方々は、どんなときでもさわやかに対応してくれます。快適に確実に勉強することが出来ました。

■勉強方法について

<択一試験>

 とにかく、講義に集中し、聴き漏らしの無いように心掛けました。法律系・行政系科目の勉強ははじめてでしたが、懇切丁寧で熱心に指導して下さったのでスムーズに理解出来ました。そして、テキストや『公務員試験六法』を読み込むことに、多くの時間を費やしました。先生方の指導を信頼し、カリキュラムを黙々とこなすことが出来れば、自然と実力は付きます。

 私は昨年の10月半ばから試験勉強を始めましたが、2月・3月は授業が多く苦労しました。時間にゆとりのある方は、早めに勉強を開始させたほうが良いと思います。

<論文試験>

 教養論文は「どうにかなるだろう」くらいに思っていましたが、書き始めた頃はDランク(ABCDEの5段階、C以上が合格ライン)を連発しました。「これはマズイ」と思い直し、論文ゼミに申しこんで文章力向上に努めました。「序論→本論→結論」というような構成力や、出題予想テーマに関する知識が得られたので、参加して本当に良かったと思います。

 出題予想テーマ(時事問題についても同様)に関しては、講義の他にも、『知恵蔵』や『イミダス』、関連ホームページを必ずチェックし補強しました。レファレンス本や電子辞書は手許に揃えておくと便利です。また、新聞をとにかく読みました。値段の安さ、情報の多様性、そして持ち運び(溜めるとかさばりますが)を考えると、新聞が一番優れています。

<面接対策>

 私は、就職活動をしたことがなく、面接らしい面接を受けたこともありませんでした。そこで塾で行われている模擬面接を積極的に受けました。都庁面接1回目の前に3度、2回目の前に2度受けました。そこで指摘された問題点を改善することに全力を注ぎました。

 また、友人や先輩、馴染みの喫茶店のマスターなどにも手伝ってもらいました。一人で面接対策をやっていると行き詰まります。私も一時そうでした。親しい人の頭脳と時間をお借りして、自己分析や回答例を洗練させていくのが良いでしょう。

■その他

 何はなくても健康が一番です。とくに風邪に気をつけました。こまめにうがいをして、十分に休息をとりました。また、私はお酒が好きでついつい深酒してしまいます(苦笑)。友人と会うときは居酒屋ではなく喫茶店にするなど、「魔の手」から極力遠ざかるようにしました。

■最後に

 「常に志を抱きつつ懸命に為すべきを為すならば、いかなる困難に出会うとも道は必ず開けてくる。成功の要諦は、成功するまで続けるところにある。」という松下幸之助の言葉が好きです。公務員勉強もまた然りです。不安に耐えて、諦めないで勉強を続けていけば、必ず良い結果は付いてきます。頑張ってください!!