喜治塾通信(2006年8月9日アップ) |
合格体験談【2006年度 NO4 】 ●特別区 川崎市 独立行政法人国立大学最終合格 --------------------------------------------------------------------------------------- 名古屋大学大学院 環境学研究科 都市環境学専攻 2005年卒 06目標9月生 N・Gさん |
■公務員をめざした理由
私は、塾の入る前は民間企業で働いていました。環境関連の仕事に携わっているうちに、公務員の立場で環境問題に取り組みたいと思うようになり、受験することにしました。
■喜治塾を選んだ理由
公務員試験の勉強をするにあたり、独学ではなく予備校を利用することにしました。なぜなら自分は怠け者なので、授業でペースをつかみつつ、意識の高い仲間と勉強したほうが上手くいくと思ったからです。そして予備校選びのため大手を含めて色々と探し回り、喜治塾で勉強することにしました。決めたポイントは以下の通りです。
@最初訪問した時に塾長が相談に乗ってくれた。そして、スタッフと塾生の距離が近く、きめ細かいサービスが受けられると思った
A授業は少人数なので集中できそう、寝ることはなさそう
B手厚いサービスの割りに安い
Cいつでも質問できる(大手予備校だと2.3日待ちになることもあるらしい)
D周りの塾生の意識が本当に高い
E授業(講義)が面白い(これはとても重要)
F授業(講義)ビデオが何回でも見られる
G面接や集団討論等の対策も細かくやってもらえる
■勉強方法について
(教養試験)
私は中学受験の経験があり、理系だったので、知能分野と自然科学は苦労しませんでした。特別区の受験前までは社会科学(時事等)のみ取り組み、人文科学は受験後に取り組みました。教材は塾でもらったレジュメと本をベースにして問題集で補強しました。
(専門試験)
教養に比べて専門はかなり苦労しました。勉強を始めた最初の頃は「どこが分からないのかが分からない」といった状況でした。とにかく、配られたレジュメ類だけはしっかりやっておこうと思い、それ以外は殆ど手をつけませんでした。今思うと、この時期にあせって手を広げなくて正解だったと思います。
法律系科目は、先生や知識のある友人に質問をしまくり、わからないところを潰していきました。先生方はいつでも質問を受け付けてくださるし、塾に行けば誰かしら友人がいました。ちょっとしたことでも気軽質問できる環境は大いに役立ちました。
行政系科目は暗記中心の勉強でした。ひとりで黙々と暗記するのがとても苦手な私は、友人〈後輩)と共に問題を出し合ったり、時事的な話をお互いに話題にするよう心がけたり、有意義な時間をすごしながらも、それが「特訓」となりました。
(教養論文)
専門よりもさらに苦労しました。入塾して初めて書いた論文は、約50人中2人しかいなかった「Eランク」を見事に獲得しました!(ちなみにA〜Eの5段階評価)。よって論文対策にもかなりの力を割きました。具体的にやったことは
@新聞の社説を写筆する
A論文道場・論文ゼミを受講する(別途料金が必要な講義)
B「日本の論点」を読む
の3つです。特に、論文が苦手な人は@を実践することをお勧めします。地道に取り組んでいくことで、直前期には何とかCランクの論文が書けるようになりました。
(面接対策)
本番では15〜30分の時間で自分をアピールしなくてはいけないのですが、これが意外に難しいです。模擬面接を受けると、先生方が自分の個性のアピール方法を色々とアドバイスしてくれます。このようなことができるのも、少人数制なので先生方が自分たち一人ひとりの個性を把握してくれているからだと思います。公務員試験は民間と違って数多く受験することができません。面接で失敗しないためにも練習をすることを強く勧めます。
■モチベーションの維持
長期間勉強していると嫌気がさしてくることも1度や2度ではありません。さらに私は裕福ではなかったので、お金のかかる気晴らしは頻繁にはできませんでした。なので、毎日スタッフの方や友人たちとお喋りをすることで、ストレスを解消していました(ただし長時間は禁物!)。 誠に勝手な解釈ですが、このように「人と話す」ことは、面接で話す練習としても、見識を広げる事にも役に立ったと思います。
もう1つですが、どんなに嫌気がさしても勉強を休む日は作らないようにしていました。自分にとって罪悪感が残るからです。なのでやる気が出ない日は午前中でやめたり、好きな教科のみ勉強して集中力を維持したり、工夫をしました。
全体的な勉強方法ですが、
@スケジュールは直前1ヶ月意外はたてていませんでした。自分の苦手な箇所は頭でなんとなく分かっていたので、気の赴くままに勉強し ました。
A授業(講義)が終わったら、24時間以内に復習することを心がけました。その都度理解していった方が、後々まとめて復習するより効率 が良いと思ったからです。
Bひと通りカリキュラムにある全ての授業(講義)を終えたら、1日に何教科もまわして勉強することにしました。こうすると飽きない上、内容が リンクする教科が多いので理解しやすいと思ったからです。
■最後に
公務員試験に合格することは、決して楽ではありません。頑張れば合格できるとはいえませんが、合格するためには頑張るしかないと思います。そして喜治塾には頑張る人をサポートする環境が十便に整っています。将来やりたい事を目指して突き進んでいってください。