【経験者】合格者の声:回数を重ねることできっと上達すると思い、書く練習を続けました

特別区経験者2級職合格・Kさん
 私は、特別区が経験者採用を行っているということを知った際に、ぜひ挑戦したいと思いましたが、
そもそもどのように試験対策を行えばよいのかわかりませんでした。
そこで経験者向けの対策を行っているところはないかと探したところ、喜治塾の存在を知り、
教養、論文、面接とそれぞれ対策を行っているとのことで受講を決意しました。
喜治塾での学習を通し私の感じたことをお伝えしたいと思います。
【教養】
 教養に関しては、まずは「足切りのラインを超える」ということを念頭に置き、対策を行いました。
基本的には学生時代に学んだことなので、問題を解きながら感覚を思い出し、スピードを意識して解くことを心がけました。
 知能分野は落ち着いて考えれば解ける問題なので、取りこぼしがないよう、限られた時間で解く訓練を繰り返し行いました。授業内では塾長が速く問題を解くポイントを説明してくださったので、塾長のやり方をマネながら、自分なりのスタイルを作るようにしました。塾長が監修されている「数的推理」、「判断推理」の問題集をやれば十分だと思います。現代文や英文は正直なところ対策はしていません。
 自然科学、人文科学は選択問題なので、わかりそうな問題を素早く選別することを意識して行いました。学生時代の知識を思い出すことが重要ですので、こちらもクリア問題集の該当部分をやれば十分ではないでしょうか。
 時事問題は五十嵐先生の対策講義を受講しポイントを押さえ、それ以外は特に対策を行いませんでした。
 知能、知識ともに塾でやった問題及び「数的推理」、「判断推理」の問題集、クリア問題集をやれば十分ではないでしょうか。最初にも述べましたが、「足切りを超える」で十分なので、そこまで時間を割かず、論文に時間はまわしました。ちなみに私は本試験後、自己採点をしていません(笑)。
これからチャレンジする皆さんはしっかり自己採点されることをお勧めします。
【論文】
 受講当初は論文といっても何を書いたらいいのかさっぱりわからず、最初に書いた論文はE判定。2回目以降もD判定となかなか上達しませんでした。私は4月生でしたので、飯塚先生の「1月生は回数を重ねているから良くなってきている」とのお言葉を信じ、回数を重ねることできっと上達すると思い、書く練習を続けました。
 まずは構成をしっかり作ってから書き出すことを意識しました。職務経験論文、課題式論文ともに、序文、現状の問題点の列挙、解決案・解決例の提示、まとめ、という形で書く練習を行いました。授業で出た課題に対し再度書き直しを行い、各テーマに対しての理解を深めました。今見返すと、授業で書いたものは最後までD判定を超えるものはありませんでした(笑)。ですが、8月末の直前模試だけは高得点だったので本番には自信を持って臨めました。
 最初の段階でどう書けばいいかわからない方は、構成を意識して回答例を書き写すだけでも訓練になると思います。 
【面接】
 私はすでに2回の転職歴があったので、1次試験に合格しても職歴を見られて面接はかなり難しいだろうと思っていました。そこで、塾長の模擬面接を各面接の前に受講し、これまでの職歴の経緯、志望動機などを深く突っ込んでいただき、本番の面接ではあまり緊張することなく受け応えすることができました。
私が対策した内容としては、
 ・これまで従事してきた仕事に就いた動機と退職した理由(それぞれに一貫性があるように)
 ・これまでの経験で身に着けた能力(それがどのように区政に活かせるか)
 ・これまでの経験で困難だったことと、それへの対応策(理不尽なクレーム対応など)
 ・これまでの経験した失敗と、それを教訓にした改善策(上と似ているようですが違います)
上記が主な内容です。
 実際の面接の場面では、相手の理解がなかなか得られなくても、丁寧に説明し続けることを心がけました。
とはいえ、本番のどの面接官よりも塾長の突っ込みが一番厳しかったので、塾長の模擬面接を受けていれば、圧迫されるということはないと思います(笑)。
 以上、教養、論文、面接とそれぞれ私なりの経験をお伝えしました。
お話した通り直前模試での成績で、ある程度自信を持つことができたので、勉強の一つの目安として模試を目標にすることも良いと思います。転職回数が既に複数回ある私でも合格することが出来たので、これから挑戦しようとする皆様にチャンスはあると思います。経験者で公務員を目指す方は是非、喜治塾の環境をフルに活かして頑張っていただきたいと思います。